次々と、登録の知らせが入ってまいりました。
Ancient irrigation system (Oman) and Palaces of Genoa (Italy) among ten new sites on World Heritage List(UNESCOホームページ)ジェノヴァ:ラ・ストラダ・ヌオーヴァとパラッツィ・ディ・ロッリの設備群(イタリア)
登録基準ⅱ)ⅳ)
上流市民が利用したロッリ宮殿や、ストラダ・ヌオーヴァ(新しい通り)に沿ってバロックやルネッサンスの建物が立ち並ぶジェノヴァは、イタリアの建築を知る上で重要である。
ビソトゥーン(イラン)
登録基準Cⅱ)ⅲ)
ビソトゥーンにはアケメネス朝のダレイオス1世のものをはじめとする碑文が刻まれている。その碑文は3つの言語で刻まれ、楔形文字の解読に大きな役割を果たした。
オマーンのアフラジ灌漑設備(オマーン)
登録基準Cⅴ)
この地域での灌漑の開始は前2500年にまで遡る。そして登録物件は、現在もオマーンで使用されているおよそ3000の設備を代表するものである。
クラック・デ・シュヴァリエとカラット・サラーフ・アッ=ディーン(シリア)
登録基準Cⅱ)ⅳ)
この二つの城は十字軍時代に築かれた。クラック・デ・シュヴァリエは聖ヨハネ騎士団の拠点であり、サラディンの城砦はサラディンが築かせた城の内の一つだった。当時のヨーロッパ、そしてアイユーブ朝の建築技術を知る上で二つの城は重要である。
ヴィスカヤ橋(スペイン)
登録基準Cⅰ)ⅱ)
ビルバオの西にあり、バスクの建築家アルベルト・デ・パラシオによって設計されたこの橋は、人間と車が高い所を通る世界初の橋であり、欧米に大きな影響を与えた。
殷墟(中華人民共和国)
登録基準Cⅱ)ⅲ)ⅳ)ⅵ)
商王朝後期の首都である殷墟には、何代かの国王の墓と宮殿があり、祭祀に使われた建物や甲骨文字も発掘されている。これらは中国古代文化の重要な例証である。
セウェル鉱山都市(チリ)
登録基準Cⅱ)
セウェルは一年を通して使用することができる20世紀唯一の鉱山都市であり、その設計には19世紀のアメリカのモデルが大きく影響を与えている。
シュタットアンホフの附随したレーゲンスブルクの旧市街(ドイツ)
登録基準Cⅱ)ⅲ)ⅳ)
レーゲンスブルクはローマ時代からの歴史を持ち、ドナウ川の交易の中心地であった。また、この街は神聖ローマ帝国の新教の中心地でもあった。
ヴロツラフの百年祭記念会館(ポーランド)
登録基準Cⅰ)ⅱ)ⅳ)
ヴロツラフの百年祭記念会館は、1913年にマックス・ベルクによって建てられた、鉄筋コンクリート建設史上の重要な物件である。
コーンウォールおよび西デヴォン鉱山景観(連合王国)
登録基準Cⅱ)ⅲ)ⅳ)
コーンウォールと西デヴォンの景観は、銅と錫の鉱業生産が増大したことで変化した。これらは産業革命時の景観を知る上で重要なものである。
殷墟とクラック・デ・シュヴァリエが漸く登録されました。おめでとうございます。
幾つの遺産が、良好な姿を保ったまま、未来へと存続できるのでしょうか。