外国からの観光車両に「エコ税」モンテネグロ(産経新聞) バルカン半島に位置する小国のモンテネグロが15日から、同国を観光で訪れる車両に「エコ税」(環境税)を課す。乗用車の場合は10ユーロ(約1600円)、大型車両は最高で150ユーロ。
冷戦時代、旧ユーゴスラビアの一共和国だったモンテネグロは、アドリア海に接しているほか、美しい山々でも知られており、旧ユーゴ崩壊後にセルビアと国家連合を作っていた1992年には“自然国家”を宣言した。しかし、インフラの未整備により夏場は水不足、冬場は電気不足に襲われ、ゴミ収集体制も不十分だったこともあって、多くの観光客を呼べなかった。
しかし、住民投票でセルビアから独立した2006年以降、観光客が急増したこともあり、「エコ税」を活用して観光インフラを一気に整える方針だ。バルカン半島内で、10ユーロの手数料は安くなく、新政策が裏目に出る可能性もある。(ベルリン 黒沢潤) モンテネグロの観光資源は極めて良質だと思う。コトルなどの美しい海港を有するアドリア海沿岸部と、国名の由来ともなった鬱蒼と茂る森、更にツェティニェなどの古都、偉大なる詩人ニェゴシュ。これを契機にモンテネグロの観光インフラが整備されるのなら喜ばしい。ただ、まあ、周囲に強敵が揃ってるのがアレだけど(クロアチアとか)。
モンテネグロの発展を祈って。